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現役セラピストの ひなたです。
異性に対して一目見ただけで、あるいは短い期間しか関わっていないのに好意を抱いてしまう「一目惚れ」あなたも今までの人生で体験したことがあるのではないでしょうか？
一目惚れというのはなんだか運命的な感じがしますが、言ってしまえばよく知りもしない相手を突然好きになってしまうということ。何故こんなことが起こってしまうのか不思議ですよね？ということで、今回は一目惚れは何故起こるのか？その仕組みについてご紹介していきたいと思います。
何故一目惚れは起こるのか？
一言に一目惚れと言っても、その原因には様々な心理効果が考えられます。それでは、早速それぞれの心理効果ついて解説していきましょう！
１：好きな特徴に惹かれて一目惚れ
一目惚れの原因として、まず考えられる心理効果が「ハロー効果」です。ハロー効果というのは簡単に説明すると「ある人や物などを評価する時に、特に目立っている特徴に引きずられて全体の評価が歪められる」という心理効果のこと。ビジネスなどでも活用される機会が多い心理効果なので、ご存知の方も多いと思います。
ハロー効果の例を挙げるなら、例えば外見が自分の好みだったために、相手の他の特徴（性格や仕草、趣味趣向など）についても好意的に捉えるようになってしまうことなどが挙げられます。外見が好みだから一目惚れしてしまった…という経験がある人は多いと思いますが、外見だけという少ない情報で好意を抱いてしまうのは、このハロー効果の影響も少なからずあると思います。
余談ですが、相手の外見で一目惚れをしてしまうのは男性に多いようですね。
２：自分との共通点が多くて一目惚れ
自分と共通点が多い異性に対して一目惚れしてしまうこともよくあります。これは何故かと言うと、人間には自分と同じ点、似たような点を持つ人や物に対して安心感や好感を持つ「類似性の法則」という心理があるからです。
自分と似ている点が多いものというのは、言い換えれば自分にとって見知ったもの、慣れていて安心感を感じられるものと表現出来ます。相手の異性と自分で共通点が多い場合、この安心感を好意と錯覚してしまい、一目惚れに発展するということですね。
３：自分と遠い遺伝子を持つ人に一目惚れ
自分と似ている人に一目惚れをするパターンもありますが、逆に自分と遠い人に一目惚れする場合もあります。生き物というのは自分の持っている遺伝子と遠い遺伝子を持っている相手と夫婦になることで、それぞれの遺伝子の良いところを併せ持った強い子孫を残そうとします。これは私達人間にも言えることで、自分と遠い遺伝子を持っている相手に本能的に一目惚れしてしまうというのはよくあることのようです。
４：見つめたことによって一目惚れ
人間は異性を数秒間じっと見つめた際に一目惚れしてしまうことが往々にしてあるようです。というのも人間は「感情によって行動が起こったのか？それとも行動によって感情が湧いたのか？」というのを正確に判断出来ない場合がしばしばあるからなんだとか。
例えばあなたが誰かを見つめて一目惚れしてしまったとしましょう。しかしそれは、相手が好きだから見つめたのではなく、ただ偶然数秒間相手を見つめるタイミングがあって、それを脳が「何故自分はあの人を見つめたんだろう？もしかしたら好きなのかもしれない！」と錯覚している可能性もあるということです。
人間の行動というのは必ずしも思考や感情から発生するわけではなく、逆に行動自体が思考や感情に影響する場合もあるというのは興味深い話ですよね。
まとめ
今回は、一目惚れの原因となる心理についてご紹介させていただきました。一見するとロマンチックな一目惚れですが、その仕組みについては科学的に説明出来る根拠がいくつか出ているというのも事実です。言い換えれば、この仕組を上手く利用することで、気になる異性を振り向かせたり、自分のパートナー選びの際に冷静な判断をすることも可能です。あなたもぜひ、今回ご紹介した知識を活用してみてくださいね！
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