現役セラピスト ひなたんのブログ

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第2回【苦しい恋愛】その理由は幼少期が原因だった!? 恋愛依存症、回避依存症の特徴。

人生はシンプルに。自己実現は簡単。

現役セラピストの ひなた です。

 

前回に引き続き今回は第2回の 恋愛依存症、回避依存症の特徴 をお伝えしていきたいと思います。


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前回お伝えした第1回の 恋愛依存症の気づき では恋愛依存症とは恋愛で心の穴を埋める事とお伝えしました。詳しい事はこちらを ご覧下さい。

www.hinatanoyou.com

 

 

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恋愛依存症者

 

恋愛依存症者の3つの行動の特徴

 

① 過度な 時間 と 関心 と 自分自身の存在よりも優先させるべき価値を依存の対象である人に注ぎ、その言動はとても執着的なものになる。

 

② 相手に対して常に無条件で確実な愛情 という、非現実的な期待を持つ。

 

③ 二人の関係が親密な間は自己管理が疎かになる。

 

 

恋愛依存症者の2つの感情の特徴

 

① 見捨てられへの恐れ。

いつか相手に見捨てられるのではないかという恐怖が常に意識上ある。

 

② 親密さに対する恐れ。

親密になりたいという感情の反面、親密になる事の恐れも感じている。それは本人は意識していない無意識での感情である。

 

 

恋愛依存症者 は執着的な行動と親密になりたいが、なると捨てられるのではないかという感情を持ち合わせています。そして 恋愛依存症者 は無意識で 回避依存症者 を探し選んでいっています。

 

 

恋愛依存症の進行期

 

① 不適切で不健康な環境に異常なぐらい耐えれるようになる。

現実を無視していこうとする。

 

② 相手に対する依存の拡大。

もっともっと依存していき、無力化していく。

 

③ 無感情になる。

相手(回避依存症者)から辛い目に合って悲しく苦しくても、痛みを感じないようにする。

 

④ 自己管理能力が低下していく。

相手にエネルギーを使う反面、自分には使わず自分自身の事がどんどん疎かになっていく。

 

⑤ 身動きが取れない感覚になっていく。

相手に冷たくされても関係を終わらせる事も修復させる事も、どちらも恐怖でしかなく、絶望的な感情になる。

 

⑥ 攻撃的な行動をとる。

相手に愛されたいという強い思いが自分を苦しめ、ひどくなれば自分自身を自殺にまで追い込んでいく場合もある。

 

 

恋愛依存症 が進行していけば、症状はどんどん悪化していく事になります。愛が深くなっていくのではなく、病気が進行していくのです。

 

 

 

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回避依存症者

 

回避依存症者の3つの行動の特徴 

 

① 対人関係以外の活動に熱中して、対人関係との交流を避けていく。

人には依存せず物質に依存し生きてる実感をもつ。そして「仕事が忙しい」等と言って相手(恋愛依存症者)を見捨てていく。

 

② 相手に追い詰められ支配される事から自分を守る為に相手に自分の事を知られないよう自分の話しはしなくなっていく。

 

③ さまざまな手段を用いて相手との親密な接触を避ける。

怒りの感情をぶつけたり、沈黙を貫いたり、平常心で接したり、時にわざと相手に関心があるよう振舞ったりする。

 

 

回避依存症者の2つの感情の特徴

 

① 親密さへの恐れ。

親密になる事への恐怖が常に意識上ある。

 

② 見捨てられへの恐れ。

相手から離れようとしつつも無意識では見捨てられるのではないかという恐怖の感情も持ち合わせている。

 

 

回避依存症者 も 恋愛依存症者 と同じ恐怖を抱いていることには間違いありません。ただ意識上に違いがあるという事ですね。

 

 

依存症者間の感情の流れ 

 

恋愛依存症者

〈第1段階〉

回避依存症者のパワーと美辞麗句に強く惹かれる。

(優しい言葉や愛の囁きを等を言われうっとり)

 

〈第2段階 〉

幻想が呼び起こされ高揚感を体験する。

(白馬の王子様のように見える)

 

〈第3段階〉

苦痛から開放感を味わう。

(心が満たされていく)

 

〈第4段階〉

要求が強くなり見捨てられそうな現実を否認する。

(現実を見ないようにする)

 

〈第5段階〉

否認が崩れ相手に見捨てられたという認識が高まる。

(幼少期の恐怖が思い出される)

 

〈第6段階〉

禁断症状を示す。

(苦しみ悶え破滅的な感情を感じていく)

 

〈第7段階〉

相手(回避依存症者)を取り戻す、又は報復する妄想を抱く。

(苦しい感情は一旦治まり計画をねり出す)

 

〈第8段階〉

妄想してきた計画を脅迫的に実行に移す。

(相手を待ち伏せしたりする)

 

〈第9段階〉

相手が戻ってくると1段階目から又同じサイクルを繰り返す。

あるいは新しい相手とのサイクルを始める。

 

 

恋愛依存症者の感情のサイクル

第1段階~第4段階 → ハネムーン期(ボジテイブな激しい感情)

第5段階~第9段階 → 進行期(ネガティブな激しい感情)

 

 

回避依存症者

〈第1段階〉

相手(恋愛依存症者)の弱さに惹かれていく。

(その弱さは自分が救えると思う)

 

〈第2段階〉

誘惑して恋愛依存症者と関係を持つ。

(相手を保護して引き込んでいく)

 

〈第3段階〉

敬い慕われる事で高揚感を覚える。

(相手にとって自分が絶対的存在になった喜びと同時に束縛される事に恐怖も感じる)

 

〈第4段階〉

相手に追い詰められ支配される感覚を持つ。

(幼少期の感覚が蘇り逃げ出したくなる)

 

〈第5段階〉

追い詰められ恐怖を緩和する為にアデイクション※ に頼り関係を見捨てる。

(物質行為のアデイクションにのめり込む)

※アデイクションとは嗜癖(物質への依存)の事

 

〈第6段階〉

見捨てられるの恐れや罪悪感のためパートナーの元へ戻る。

又は新しい相手を見つける。

 

回避依存症者の感情のサイクル

第1段階~第3段階 → ハネムーン期(ポジティブな激しい感情)

第4段階~第5段階 → 進行期(ネガティブな激しい感情)

第6段階 → ハネムーン期(ボジテイブな激しい感情)

 

 

 

まとめ

・恋愛依存症者

行動→相手にのめり込み自己管理が疎かになっていきます。感情→相手と親密になりたいが見捨てられるのではないかという不安を抱くようになっていきます。

 

・回避依存症者

行動→物質に依存し相手に冷たくなっていきます。感情→相手と親密になることへの恐れと同時に無意識では見捨てられるのではという恐怖の感情も持ち合わせていきます。

 

依存症者同士の感情の流れは少しずれつつも同じサイクルを続けていくのです。同じ相手同士なら更にサイクルのスパンが短くなっていきます。

苦しい恋愛を望んでいないのに、無意識で お互い苦しくなる相手を選んでいくのです。

 

 

 

次回の第3回では依存症者同士の、のめり込み合った関係のパターンと、お互いが惹きつけ合う理由、そして今の恋愛パターンと幼少期との繋がりを お伝えしていきたいと思います。

 

恋愛の仕組み、特に恋愛依存症について詳しく知るということはとても大事なことですね。

 
 
 
 

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